嫌いな人がいてもいい~職場の人間関係で悩む人へ~
職場に嫌いな人、苦手な人って一人や二人必ずいます。
いつも上から目線で嫌い、と思うこともありました。あの人にどう思われているんだろう、と心配になることもありました。業務内容には関係ないですが、職場の人間関係って働きやすさに直結しています。
私の場合「嫌いな人がいてもいい」と受け入れることで、自由な気持ちで働けるようになりました。
社会人になりたての頃は、みんなと仲良くやっていくことが大切だと考えていました。もちろん、気が合う人もいますが、色々な仕事を任される中で、苦手な人とも仕事をしなければならないなんて当たり前のことです。それでも、苦手な人と仕事をするときには職場へ行くのが憂鬱でした。
そんな時、ある本に気づかされました。「仲良くではなく、うまくすごす」ということです。それを読んでから、これは仕事なのだから、無理に仲良くなる必要はない、と考えて仕事をするようにしました。そうすると気が楽になり、苦手な人がいても苦ではなくなりました。
小・中学校では「みんなと仲良く」と教えられてきたと思います。そいう価値観で育ってきたからこそ、「嫌いな人がいる」ことを悪いと捉え、「あの人を嫌いだと思ってしまう自分がの方が悪いのだ!」という思考に陥ってしまいます。
職場の人間関係に悩んでいる友人の話を聞くと、「馬が合わなくて、なんとなく好きになれない人がいる」と。続けて、「でも、いいところもある」と言っていました。真面目で、優しい友達だと感心してしまいます。
食べ物を例に挙げて想像してみます。もし嫌いな食べ物があったとして、いくら健康にいい食べ物だとしても、簡単に好きになれるわけではありません。同様で、いいところを見つけたからといってすぐに苦手意識がなくなるわけではありません。
もし、人間関係に悩んでいる人が読んでくれていたら、「嫌いな人がいてもいいんじゃない。仲良くではなく、うまくやっていこう」と伝えたいです。
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