イチョウの雑学
こんばんは、スパローです。
外に出る時は、コート・マフラー・手袋が必需品ですね~。
午前中は曇り空でしたが、午後から晴れてつかの間のお散歩を満喫しました。
千葉寺(せんようじ)のイチョウ
千葉県指定の天然記念物になっているこのイチョウ。満開は過ぎて葉が落ちていますが、迫力があります。
地面に落ちたイチョウは金色のじゅうたんみたいに広がっています。
雨の日は濡れたイチョウの上を歩くと滑りやすいのでご注意を、と以前見た天気予報で言っていました。
この大きなイチョウは、和銅2年(709)、僧行基がもたらしたものと伝える。樹高30m、目通り8mもあり、神奈川県鎌倉市の「鶴岡八幡宮のイチョウ」よりも大きい。樹勢旺盛で地上3mから枝を張り、乳柱がたれているがこれを煎じて飲むと母乳がよく出るようになると伝えている。
・乳柱とは、枝からつららのように木が下に向かってのびているものです。
鶴岡八幡宮の本宮へ上がる階段の左側に、大きな木の根元が残っています。これが樹齢1000年の大銀杏でしたが、2010年3月10日に強風の影響で倒れてしまったそうです。
「生きた化石」といわれるイチョウ
イチョウはなんと約2億年も前から存在していて、そのころには多くの種類があったそうです。氷河期に生き残った1種類だけが、今日私たちが見ているイチョウです。
実がならないイチョウ
そういえば、家の近所にもイチョウの木があるのですが、そこは葉と一緒に実も落ちているんですよね。そうすると、独特な香りがするんです。
街中のイチョウは葉だけしか落ちませんよね。道に植えられているイチョウの木も、実は落ちていませんでした。
イチョウの木には雌雄があり、実が生るのは雌木、街路樹として植えられているイチョウは実のならない雄木が多いんだそうです。
イチョウの実は銀杏?
雌木になっている「実=銀杏(ぎんなん)」と思っていたのですが、「種」の部分が銀杏なんです。
茶碗蒸しに入っていて、なんとなく食べていましたが、そのままでは食べられません。銀杏の実を剥いて、さらに殻から取り出して食べます。そんなに手間のかかる食べ物だとは思っていませんでした。※銀杏の食べすぎは中毒症状を起こしてしまうので禁物です。
◎さいごに
秋になると、いろいろな場所で見かけるイチョウ。あまり特別に思っていませんでしたが、今度誰かにイチョウの雑学を話したくなりました。